今月16日の夜、東京・池袋で乗用車が暴走して歩行者5人が死傷するという悲惨な事故が発生した。逮捕された医師・金子庄一郎容疑者(53)には、てんかんの持病があり、治療を受けていたことが判明している。 事故との因果関係は今後の捜査を待たなければならないが、てんかんの患者が運転中に発作を起こして交通事故に至るケースはしばしば報道で大きく取り上げられるため、社会には「てんかん患者からは運転免許を剥奪すべき」「てんかん患者は事故予備軍」との極端な意見も散見される。 ■てんかん患者と交通事故リスクの真実とは!? しかしこの点について、科学は客観的な視点にもとづき冷静な判断を下している。今年5月7日、学術誌「Epilepsy & Behavior」上に発表されたホフストラ・ノースショアLIJ医科大学(米・ニューヨーク)のPuja Appasaheb Naik博士(精神神経学)らの研究は、てんかん患者であ
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