神奈川県横須賀市の横須賀海上保安部の船着き場に4月に漂着したペットボトルの中から「たからのちず」と平仮名で書かれた紙が見つかった。小さな子供の筆跡で、同保安部は7日、この地図を公開し「差出人」を捜している。 地図が見つかったのは4月22日。巡視艇「ゆうづき」の乗組員が出航前に巡視艇の周囲を確認した際、海面に浮いている500ミリリットルのお茶のペットボトルを見つけた。 地図は1枚でB5判の白い紙に鉛筆書き。2つに折った後、丸められていた。部屋とみられる間取り図が描かれ、「たからのしるし」としてドクロマークが室内に3カ所記載。「こたつ」のほか、「ゆうたへや」「なつベット」「しょうくん」などと書かれていた。保安部は内容から差出人が3人兄弟の可能性があるとみている。 保安部は差出人が見つかれば、記念品や巡視艇の体験乗船などを考えている。