共謀罪の新設をめぐり、日本弁護士連合会は8日、がホームページ(HP)に掲載した文書「『組織的な犯罪の共謀罪』に対する御懸念について」に対する反論を日弁連HPに載せた。「共謀罪の成立範囲のあいまいさは払拭されておらず、一般的な社会生活上の行為が共謀罪に問われる可能性は残る」と指摘している。 衆院法務委員会で審議中の組織犯罪処罰法改正案に盛り込まれた共謀罪は、2人以上の集団が法律に違反する行為に合意するだけで、実際には犯罪行為をしていなくても罪が成立するとされる。政府案では対象の犯罪の数は619を数えるとされ、道路交通法や商法、公職選挙法なども該当するため、野党や市民団体などが「“相談した”だけで処罰できるため、市民活動そのものを脅かし、市民の言論を封じることになる」と反発している。 が4月19日付でHPに掲載した「御懸念について」では、「組織的な犯罪集団が関与する重大な犯罪を共謀した場合に限
日本には、世界に類を見ない「代用監獄」という仕組みがある。えん罪の温床になっているとして、廃止を求める声があり、国際人権(自由権)規約委員会も、2度にわたって廃止勧告を行っている代用監獄とは何か。刑事司法に詳しい海渡雄一弁護士に聞いた。 ──まず、被疑者が警察に逮捕された後、どのような処遇を受けるのですか。 法律上は、警察に逮捕された被疑者は、3日以内に裁判官が勾留(こうりゅう)を決定すると、法務省が管理する拘置所に移されることになっています。そこで最大10日間(更に10日間、特殊な犯罪の場合には15日間延長が可能)拘禁されます。しかし、実際には監獄法が「警察官署に附属する留置場は之(これ)を監獄に代用することを得」と定めているため、被疑者は警察の留置所に入れられたままになります。これが「代用監獄」制度です。このようなスタイルは、日本にしかありません。 日本の人は、捕まった後、警察でずっと
みずほフィナンシャルグループは2019年3月にデジタル通貨を発行することを決めた。買い物の決済などに利用でき、デジタル通貨をやり取りする送金手数料を無料とする。サービスを利用できる加盟店に対しては…続き メルカリ・LINEが巻き起こす新風ブロックチェーン [有料会員限定] キャッシュレス先進国スウェーデンの光と影 [有料会員限定]
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く