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ブックマーク / www.tcl.gr.jp (2)

  • 開館83周年記念展 漢籍と日本人

    漢籍は古代より辛亥革命までに中国人によって著された書籍の総称である。日への伝来は、応神天皇の御代( 4世紀) 百済王が和邇吉師(王仁) を遣わして『論語』と『千字文』を伝えたと『古事記』に記されていて、仏教よりも早い伝来がうかがえる。奈良時代には律令制のもと官吏志望者が『周易』『尚書』『毛詩』『礼記』『春秋左氏伝』『孝経』『論語』などの修得を義務づけられ、政治・制度の手は漢籍から吸収された。国風文化が栄えた平安時代にあっても、『枕草子』の一節「ふみは文集[白氏文集]、文選、…」との記述にみられるように、王朝貴族の教養に欠かせぬものとなり盛んに書写・伝承された。鎌倉・室町時代には留学した禅僧らが、更に多種多様な漢籍を将来・覆刻して、朱子学や陽明学等といった日人の思想に深く根ざしていく新しい学問も次第に広まっていった。室町から江戸時代にかけての印刷技術・事業の発展は、読者層の更なる広がり

  • 天理図書館絶版ライブラリ

    ここでは天理図書館出版物の内、すでに絶版となったものの中から蔵書目録を中心にPDFファイルにて順次公開します。 昭和15年刊。天理図書館所蔵の和漢古書650点を収める。主なものに『日書紀神代巻』(勅版)、居宣長自筆『古事記伝 三之巻』、『太平記抜書』(きりしたん版)、『犬枕並狂歌』などがある。公開にあたり、請求記号を追記すると共に、目次、図版及び索引から当該書誌記述へのリンクを施した。

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