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ブックマーク / banraidou3rd.hatenablog.com (5)

  • 電子書籍とロングテールと後ろ向きな夢とその夢の崩壊 - 万来堂日記3rd(仮)

    電子書籍には様々な夢がかつて詰まっていたが、その夢の中の一つに「絶版のない豊富なラインナップ」というものがあった。 紙の書籍では入手困難なタイトルでも電子書籍ならば手に入れることが出来る。そんな世の中になるのではないか、と。 それは夢とは違った少々後ろ向きな形で実現されるような気がしたけれど、そんなことはなかったぜ、というのがこの文章の言いたいことである。 1:各社、今までよりも積極的に電子書籍に参入し始める 2:人気のある作品(人気があるので紙の書籍でも手に入る)や、最近出た新刊を電子書籍でも展開 3:紙と電子、両方で展開したタイトルの中には、当然売上的に散々なものも出てくる 4:数年たち、紙のの在庫がなくなり「品切れ重版未定」の商品がでてくる 5:復刊する気はさらさらないが、めんどくさいから電子書籍はわざわざ引き上げない 6:かくして、紙のはとうに無くなったが電子書籍は残っていると

    電子書籍とロングテールと後ろ向きな夢とその夢の崩壊 - 万来堂日記3rd(仮)
  • 電子書籍・電子積読・20年前のファイル・電子貸本や電子図書館 - 万来堂日記3rd(仮)

    昨日からつらつら考えていることがあって、まだまとまっていないのですが、書き出してみようかと思います。 まず、我が家には購入したものの未読のまま積んである「積読」という奴が、かなりあります。多分1000冊以上。 多分、実家にはもっとあります。 良い子の皆さんは真似してはいけません。Don't try at this home! という奴です。 これらは、学生時代からを無節操に買い続けてきた結果でありまして。 いよいよ症状が悪化したのが大学生になってからです。私も先日35歳になりましたので、15年強くらいの時間をかけて、この有様になってしまったわけです。 皆様ご存じのとおり、最近は電子書籍が注目を集めておりまして、商品として提供されているものの他にも、自分でを裁断してスキャンすることを「自炊」などと呼ぶらしいですな。 個人的には、場所の節約にはなるもののを読む時間が増えるわけでもないので

    電子書籍・電子積読・20年前のファイル・電子貸本や電子図書館 - 万来堂日記3rd(仮)
  • 「この本を読んだ人はこの本も読んで欲しいと思っています」というウェブサービスないかなぁ? - 万来堂日記3rd(仮)

    「このを読んだ人はこのも読んで欲しいと思っています」というオススメを挙げてくれるサービスってないものですかねぇ? 現在、使う上でそれに一番近いのがAmazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という、つまり売上データを元にしたレコメンドサービスだと思うんですが。 電子書籍端末をAmazonやらAppleやらB&Nやらが開発し、世の中年達がそれを受けてというのはこれからどうなるのだと、あーでもないこーでもないと言いあったりしているわけですが。 その中からある程度共通して浮かび上がってきたのは、これからは書籍単体としての価値というより、その書籍をめぐるコミュニティが価値を持ってくるのだ、という視点だと思うんです。 もちろん、今までもそういったコミュニティはあったわけで、それは例えば気の合う友人が勧めてきたであったり、部室でクダまいている連中が読んでいるを俺も読んでみた

    「この本を読んだ人はこの本も読んで欲しいと思っています」というウェブサービスないかなぁ? - 万来堂日記3rd(仮)
  • マガジン航に拙文が載りました/あなたにもDMが飛んでくる - 万来堂日記3rd(仮)

    マガジン航に拙文が載りました。 巨大電子書籍サイトがやってくる前に いや、新年からびっくりでございますな。あ、あけましておめでとうございます。 面白い経験だったので、いくつか。 編集人の仲俣暁生さん(はてな的には言わずと知れたid:solarさんですね)からどのような形でコンタクトがあったかと申しますと、これがなんとtwitter経由です。 ラッピングの数の多さにアンチ過剰包装主義者になり、プレゼントという習慣を呪い、聖ニコラスに思いをはせる毎年恒例のクリスマス商戦が終わった12月26日の明け方。仕事から帰ってきて「なんだよ、もう朝じゃないか。みんな死ねばいーのに」とやさぐれた気持ちでPCに向かう私に、仲俣さんから「何か書いてみませんか?」とtwitterのDMが届いたわけであります。 ちょうど、記事に書いたようなことをしばらく前から考えていて、ただ中々ブログに書くタイミングをつかめていな

    マガジン航に拙文が載りました/あなたにもDMが飛んでくる - 万来堂日記3rd(仮)
  • これでブックオフを潰すわけにはいかなくなったね - 万来堂日記3rd(仮)

    産業/【インタビュー】ブックオフコーポレーション社長 佐藤弘志さん(39) - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE このインタビューで佐藤社長は(しかし若いですね!)、二つの方針を明らかにしている。 当社としては現在、2つを提案している。一つが、の著者に創作活動が活発になるような何らかの利益還元を行いたいことだ。現在の法律では著者への著作権料は新刊だけで、中古には及ばないため、“ブックオフが栄えても著者がやせ細っていく”との批判にさらされてきた。どうやって還元するのか、その道に詳しい大株主にアイデアをいただきたいと考えている もう一つは、ブックオフから新刊を扱う書店に顧客を誘導したい。例えば、中古コーナーに関連の新刊を告知したり、新刊ランキングを掲載したりなどだ。ブックオフにくる方はに興味がある人だから、ブックオ

    これでブックオフを潰すわけにはいかなくなったね - 万来堂日記3rd(仮)
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