大学図書館が提供する情報には図書・雑誌といった従来からの冊子体資料に加え、オンラインコンテンツやデータベースなどWebでの学術情報の提供も大きな役割を担うようになってきている。一方、学生はレポート作成などの学習に際して、これら図書館が提供する情報を十分活用しきれていない実態がある。これは、図書館が提供するコンテンツが学生にとってわかりやすく構築されておらず、学術情報にアクセスする手段が理解されていないことに原因があると考えられる。 これらの問題について、コンテンツの提供手段として新たなWeb上のサービスを先駆的に取り入れている大学図書館等の調査を行った。また図書館のみならず、学務情報や研究者情報など、学習者にとって重要な情報がどのように扱われているのかも調査し、構築しようとする電子図書館サービスの課題点を整理した。さらに大学生からモニターを募り、国内外の大学図書館等のWebサイトや検索サー
Organization of Frontier Science and Innovation, Kanazawa University (旧イノベーション創成センター 旧共同研究センター)
コンテンツ作成の経過報告ができていませんでした。 遅ればせながら、作成過程を報告しておきます。 ◆カリキュラムの作成 11月にカリキュラムをほぼ確定しました。全体を「情報リテラシー」、「学習科学」、「インストラクショナル・デザイン」の3つのパートに分け、それぞれのパートをさらに9つのトピックに分けることにしました。1回の受講で1つのトピックを学習することにし、15分程度で1トピックの視聴を行えるように設計しています。 静岡大学、金沢大学、名古屋大学のスタッフがこのカリキュラムのもと、3つのパートに分かれて、トピック原稿の作成を担当しています。 ◆コンテンツ作成業者の確定 コンテンツの作成は、株式会社DNP中部さんが担当してくださることになりました。 1月末からは、毎週ミーティングを行い、内容の確認を行いながらコンテンツ作成を行っています。 2月に入ってからは、さらにインストラクショナル・デ
58 59 改革の必要性が指摘されながら、 変わりきれないとい われる大学にあって、 大学図書館は近年その姿を大きく 変えつつある。 最大の要因は、 図書 ・ 雑誌の電子化やネット検索を含 む情報ネットワークの高度化である。特に雑誌の電子 化は、 蔵書スペースの確保に腐心する図書館と利用者の 利便性の両面で利点があるものの、 毎年の値上がりが大 学経営の圧迫要因となり、 その費用捻出や学内負担のあ り方を巡り、 多くの大学が苦慮している。 このような状況に対処すべく、 価格交渉力の強化を狙 いとしたコンソーシアムの形成やオープンアクセスの 理念に基づく機関リポジトリの構築など、 新たな動きも 起こっている。 大学図書館が担う学習の場としての機能を発展 ・ 拡充 する取り組みも行われている。それを象徴するものが ラーニングコモンズである。また、 情報リテラシー教育 やアカデミックスキルの育成
トップ 未分類 金沢大学医学図書館こけら落としシンポジウム「大学図書館における学習支援のこれから」で講演します 金沢大学医学図書館こけら落としシンポジウム「大学図書館における学習支援のこれから」で講演します 3月27日(水曜日)に金沢大学医学図書館ブックラウンジにて開催される「図書館機能強化プログラム」シンポジウム「大学図書館における学習支援のこれから」で講演をすることになりました。 このシンポジウムは、明日15日にオープンになる、医学図書館のこけら落としとなります。私が金沢にいた頃から、柴田館長より「医学図書館にもラーニングコモンズをつくるよ!」という話を聞いていたのですが、とうとう実現したのですね!医学新図書館には学生が自学自習を行ったり自由にコミュニケーションをとりながら、学習ができる多機能の学習空間が用意されているそうです。楽しみです!! 金沢から九州大学へ転出して、まだ2ヶ月ほど
コンテンツ作成の経過報告ができていませんでした。 遅ればせながら、作成過程を報告しておきます。 ◆カリキュラムの作成 11月にカリキュラムをほぼ確定しました。全体を「情報リテラシー」、「学習科学」、「インストラクショナル・デザイン」の3つのパートに分け、それぞれのパートをさらに9つのトピックに分けることにしました。1回の受講で1つのトピックを学習することにし、15分程度で1トピックの視聴を行えるように設計しています。 静岡大学、金沢大学、名古屋大学のスタッフがこのカリキュラムのもと、3つのパートに分かれて、トピック原稿の作成を担当しています。 ◆コンテンツ作成業者の確定 コンテンツの作成は、株式会社DNP中部さんが担当してくださることになりました。 1月末からは、毎週ミーティングを行い、内容の確認を行いながらコンテンツ作成を行っています。 2月に入ってからは、さらにインストラクショナル・デ
受講の申し込み方法は、各研修のページをご参照ください。 NII教育研修事業のお申し込みの一部で「研修申込システム」を利用し、インターネット上から行っていただいております。申込から受講までの詳しい流れは「申込から受講まで」ページ、利用の詳細は、「研修申込システム利用手順」ページをご覧ください。
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