第1章 記憶と記録を紡ぐ 第2章 映像アーカイブを辿る 第3章 シルクロード 略奪と破壊の歴史 第4章 文化遺産を紡ぐ匠の技 第5章 デジタルによる修復と再現 第6章 文化遺産をつなぐ 第7章 映像アーカイブ 第8章 世界の記憶と記録 第9章 地域からの発信 あとがき 記憶と記録の喪失
博物館資料の梱包・輸送についてまとめた初の書籍! まもなく導入の「美術品梱包・輸送技能士」検定テキストにも対応! ●「どのように美術品を包んだらよいか」「運ぶ際にどこに気をつければよいか」 博物館資料の梱包・輸送の方法を写真と図解を豊富に使い、美術品の取り扱いの基礎知識や 素材別の注意事項、陶磁器・漆芸品など全18ジャンルに分けて解説。●各ジャンルでは梱包・輸送の手順、行う際のポイント、使用する素材の用語や 美術品のパーツについても解説。 「美術品梱包・輸送技能士」3級に対応した内容となっており、テキストとして使用可能。●18ジャンルを網羅しているのは本書のみ! 学芸員養成課程のテキストは勿論のこと、美術品等の輸送を取り扱う民間企業の方にも お読みいただきたい1冊です。 1 美術品の取り扱いの基礎知識 2 素材別の留意事項 3 陶 磁 器
2012年4月から始まる放送大学の授業のうち博物館における資料保存に関連する授業は 次の通りです。 ●「一般科目 人文系」で『博物館概論』(2011年度から継続) ●「専門科目 人間と文化コース」で2012年度から『博物館資料保存論』、『博物館資料論』、『博物館展示論』の3本が開始。 テレビ番組の時間割は下記の通り。 『博物館概論』は4/7(土)14:30~15:15から毎週 『博物館資料保存論』は4/3(火)21:30~22:15から毎週 『博物館資料論』は4/1(日)21:30~22:15から毎週 タイトルと講師は下記の通りです。 『博物館資料保存論』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 博物館資料保存論は、物自体に手を加える「コンサベーション」ではなく、状態や条件を良くする「プリザベーション」のために設けられた科目です。 講
○飯泉太子宗『時をこえる仏像:修復師の仕事』(ちくまプリマー新書) 筑摩書房 2011.12 『壊れても仏像:文化財修復のはなし』(白水社、2009)の著者の飯泉太子宗さんの新著である。前著と重なる話題が多いが、前著が基本的に「仏像」(いつ、誰が、どんなふうに作ったの?)をテーマにしていたのに比べると、本書は、より多く「修復師という仕事」を語ることが主題になっている。 著者自身のことも少し詳しく語られていて、中学生か高校生の頃、西岡常一さんの『木のいのち木のこころ』を読んだのが、文化財の修理という仕事を初めて知ったきっかけだという。それで、一気に修復師になろうと決意したわけではなく、「世の中にはいろいろな仕事があるな、と思った程度」だったが、一方で、今でもぼんやり内容を覚えているのは、どこで影響をうけたのかもしれない、ともいう。まあ、そんなものかもしれない。 むしろ、祖父母が築200年(え
文化財の「保存環境」という言葉は、1960年代には大気汚染などを中心とするものでしたが、近年では、温湿度や光、空気汚染、生物被害や地震、火災、人的被害など広い意味で使われるようになってきています。資料はさまざまな要因で劣化します。以前は劣化資料を一点ずつ修理・修復することに重点を置いていましたが、昨今では保存環境を整えることで、劣化を食い止めたり、劣化速度を遅くするようにするという考え方が普及しています。 このような前提で著されたものが『文化財保存環境学』(三浦定俊ほか著、朝倉書店、2004年)です。 http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-10192-8/ 1995年、東京芸術大学大学院美術研究科に東京国立文化財研究所(当時)との連携による「文化財保存学専攻システム保存学」を設置、「保存環境学講座」が開かれ、この講座の内容を元に出版され
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