筆者とTOMOYOの出会い はじめまして、やまねと申します。本記事では、私がTOMOYO Linuxと出会ってからDebianのパッケージを作成し、公式リポジトリとして受け入れられるまでを、様々な経緯を交えながら紹介していきたいと思います。 筆者が最初にTOMOYO Linuxの名前を聞いたのはいつだったか、どこだったか……もしかしたらスラッシュドットジャパンだったかも知れません。名前だけ聞いたときには「なんじゃこりゃ」、しかも由来を聞いて「えー?!」という感じでした。 しかもその中身たるや、Linuxカーネルについてのセキュリティ強化モジュールというのだからインパクトは大、ですがどちらかというと「ネタ」としてしかとらえていなかったのも事実です。 やがて、ちょくちょく出没していたYLUG(横浜Linuxユーザグループ:http://www.ylug.jp/modules/pukiwiki/