無印良品の「2年間無料で無印良品の家(家具付き)に住む人募集」で、結果5,533人の応募があったようです。このインパクトがある企画ですが、そのインパクトにはしっかりと理由があります。 無印良品といえば、シンプル、自然体、心地よいなどの世界観と、お店に行けば、服、小物、インテリアを扱っているという印象があります。 今回は、その服、小物、インテリアという印象の範囲を越えたものを扱ったという事実と、たとえ商品が家になったとしても、無印良品の世界観を貫いたという事実が、インパクトの要因となっています。 「印象を超える部分」と、「印象を守る部分」を、正しく捉えて使い分けています。すなわち、顧客が好んでいる部分はしっかり守り、並行して顧客の想像を超えた提案をするということです。それができた時、企画においてインパクトと成功をもたらしてくれるように思います。 ■関連記事:無印良品史上最大のキャンペーンがす