さまざまな分野で大きな功績を残している横尾忠則 ジャンルを超えて活動する美術家・横尾忠則をテーマにしたドキュメンタリー映画『映画 横尾忠則(仮題)』の製作が発表された。これまでにも横尾を特集したテレビ番組などはあったが、横尾にテーマを絞ったドキュメンタリー映画が製作されるのは今回が初めて。今月27日に75歳の誕生日を迎え、その当日には旭日小綬章を叙勲された現代美術の巨人に迫る作品だ。 本作は、世界的なアート界の巨匠である一方で、多岐にわたる活動を長年行ってきた横尾忠則をテーマにした初のドキュメンタリー映画。同時代を生きている人々にとってもその活動の全ぼうを把握するのは容易ではなく、ある人にとってはデザイナー、もしくは世界的評価も高い美術家として、またある人にとっては映画『新宿泥棒日記』「寺内貫太郎一家」シリーズでの俳優として記憶されている横尾の真実の姿に迫る作品となる。 生きながらして伝説
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