羊:シンボル羊(象形文字) 羊という漢字は 象形文字である、 ということはモチロンだが、 美という漢字は 羊の大きなものを言うという一説を鵜呑みにしていた。 白川静によると、 ひつじ。 象形。前から見た羊の形。 羊を正面から見て、その角と上半身を写した形である。 羊の角から後ろ足までの全体を上から見て写した形は美である。 羊は牛などとともに神に供える犠牲（いけにえ）として使われたり、羊神判（ようしんぱん）にも使用された。 犠牲として神に供える羊に欠陥のないことを確かめることを義という。 元は牛のいけにえを犠といった。 中国 先秦時代の羊神判 羊神判が実際に行なわれていたらしいことは、 善・義・美など価値観念を含むこれらの字が、みな羊に従う字であることからも知られる。 羊は神事に用いられることが多く、羊神判によって祥・不祥を定めることがあった。 【羊】を含む漢字【善】【美】【義】【翔】【洋】【鮮】 義は
