最終処分された放射性廃棄物の埋め立て場所を記録するため、100万年後にもデータが読み取れるという「ハードディスク」が開発された(ScienceNowの記事、 CBS Newsの記事)。 このハードディスクは工業用サファイア製のディスクにプラチナで情報を刻み込んだもの。顕微鏡を使用して読み取ることができるとされていることから、いわゆるハードディスクとは違うようだ。プロトタイプの製作費用は2万5千ユーロ。発表を行ったフランスの放射性廃棄物管理機関(ANDRA)のPatrick Charton氏によれば、このハードディスクは未来の考古学者に情報を提供するためのものだという。ただし、未来の人類(またはそれ以外の生命体)が読むことのできる言語が不明なため、書き込みに使う言語の選択が問題になるとのことだ。