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  • 『第43話 要钱弗要命(担当:さかもと)』

    野記読書会のブログ清朝末期に官僚を務めた人物が民国期になって、清朝時代に見聞した事を書いた『清代野記』の現代語訳。 毎週日曜日に4話づつ更新予定。 底は張祖翼(坐観老人)撰『清代野記』(北京:中華書局,近代史料筆記叢刊,2007年)を使用。中華書局の底は1914年野乗捜輯社鉛印。 第43話 要钱弗要命(金を要して命を要せず) 北方の気風は剛毅で、勇ましいことを善しとして、負けず嫌いのケンカ好き、ついには身体に障害を残すような事をしてでも金銭を得ようとするものまでいるという有様である。光緒帝の初年、私は都で二つの出来事を目撃したが、それを記録することによってその気風の証拠としようと思う。 ある年の端午[i] の数日前、私は琉璃広[ii] に行って、はじめて広西門の中に入った。とある[iii] 店の前に人垣ができていたので、何事かと近くによってみると、上半身裸の少年が地面に横たわって

    『第43話 要钱弗要命(担当:さかもと)』
  • 『第17話 画史繆太太(担当いしはら)』

    野記読書会のブログ清朝末期に官僚を務めた人物が民国期になって、清朝時代に見聞した事を書いた『清代野記』の現代語訳。 毎週日曜日に4話づつ更新予定。 底は張祖翼(坐観老人)撰『清代野記』(北京:中華書局,近代史料筆記叢刊,2007年)を使用。中華書局の底は1914年野乗捜輯社鉛印。 画史繆太太 (画史の繆婦人) 光緒年間の中葉以降、西太后慈禧は突然書画を嗜み始め、草花の絵を学び、大きな字を学んだ。常に福・寿などの字を書き、お気に入りの大臣らに下賜した。 慈禧は一人か二人代筆してくれる女性を置きたいと思っていたが、見つからなかったので、命を下して各省の督撫に探させた。四川に役人の家柄の繆氏という人がいて、雲南人で、夫は官員で蜀で死亡しており、子もまた科挙に合格していた。繆氏は花鳥の絵がうまく、琴を弾くのが上手で、小楷がまた整然と美しかったので、求める人材にぴったりであった。そこで彼女は

    『第17話 画史繆太太(担当いしはら)』
    xiujun
    xiujun 2012/10/23
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