独西部ロンマースキルヒェンにある石炭火力発電所(2014年10月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【7月5日 AFP】欧州連合(EU)域内で、石炭火力発電所から排出される微粒子を肺などに吸い込んだことに関連した死者が年間約2万3000人に達することが5日、NGOの報告書で明らかになった。治療などにかかる負担も数百億ユーロに上っているという。 EUは風力発電や太陽光発電など再生可能エネルギーへの移行を進めているものの、2014年にEUで排出された温室効果ガスの18%、2015年に生産された電力の25%を石炭発電が占めているのが現状だ。 「欧州の黒い雲:石炭火力発電を行っている国々はいかに隣国に病をもたらしているか(Europe's dark cloud: How coal-burning countries make their neighbours si
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