2020年から、国による高等教育無償化(修学支援新制度)がスタートします。 この制度は、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校に進学する際に、授業料の減免(授業料と入学金の減額、もしくは免除)と給付型奨学金(返還不要な奨学金)の支援が受けられるというものです。 世帯収入の要件に合う学生に対し、進学前の明確な進路意識や学習意欲、学修状況などを見て、支援が行われます。 この支援制度において『大学院生は対象外』となっており、疑問視する声が上がりました。 文部科学省(以下、文科省)は、ウェブサイト上に制度についての『Q&A』を公開。そこに書かれていた『大学院生を対象にしない理由』に、批判が相次いでいます。 大学院生は制度の対象外 「大学院生は新制度の支援対象になりますか」という質問に対し、文科省の解答は以下の通り。 大学院生は対象になりません。 大学院への進学は 18歳人口の 5.5%に留まってお
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