【ロンドン=稲村雄輝、石浜友理】204の炎が一つの聖火となって、4年に1度のスポーツの祭典が始まった。 27日夜(日本時間28日朝)、五輪スタジアムで行われたロンドン五輪開会式は、英国の歴史、文化をミュージカル仕立てで紹介し、あらゆる人種や民族が一つの目標を目指して高め合うことを表現した。日本選手は、24の競技で計293人が、それぞれの頂点に挑む。 入場行進に先立って行われたショーは、米アカデミー作品賞などを受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」で知られるダニー・ボイル監督が手がけた。英国の歴史と現在を表現した盛りだくさんの内容となった。 ハリー・ポッター、ビートルズなど英国の著名なキャラクターやヒーローが次々に登場。英陸上選手がテーマの映画「炎のランナー」の曲をロンドン交響楽団が演奏する中、「ミスター・ビーン」で知られるコメディアン、ローワン・アトキンソンさんがパロディーを演じるなど、ひね