■農民レッドリボン軍が地方政府に“宣戦布告”、自家製大砲を手に建設現場を襲撃―中国■ ■農民、地方政府に“宣戦布告”す 2013年7月5日、広西チワン族自治区桂林市興安県高尚鎮済中村委五馬村で、“戦争”が起きた。農民たちは刀、銃、爆薬、さらに自家製大砲を武器に、政府が建設を進める風力発電所を襲撃。作業員らを蹴散らし、ショベルカー3台を爆破したという。9日付中国ジャスミン革命、RFAが伝えた。 問題となったのは風力発電所の建設だ。五馬村の里山で10億元(約165億円)を投じた風力発電所の建設が進められているが、地方政府は村民に一銭たりとも補償金を支払おうとはしなかった。それどころか陳情を繰り返す村民に対し、マフィアを差し向け暴行を振るう始末。 ついに村民たちは「中国共産党の成立から数十年。こんな風に刀や銃を持って抗議したことはなかったんですがね……」と言いつつ、立ち上がった。 *7月4日、五