東急田園都市線の運転再開を待つ人たちで混み合う三軒茶屋駅(15日午前9時45分、東京都世田谷区で)=小林武仁撮影 15日午前5時35分頃、東京都世田谷区の東急田園都市線池尻大橋―駒沢大学駅間の架線で停電が発生し、約4時間半にわたって渋谷―二子玉川駅間で運転を見合わせた。 東急電鉄によると、午前9時57分頃に全線で運転を再開したが、このトラブルで上下線の計155本が運休。朝の通勤通学ラッシュの時間帯と重なり、約12万6400人に影響が出た。 運休区間の各駅では運転再開を待つ通勤客らであふれ、バスによる振り替え輸送も行われた。 渋谷駅から勤務先のある池尻大橋駅までバスで来たという埼玉県所沢市の会社役員山崎年也さん(71)は、「渋谷駅でバスに乗るのに1時間以上待たされた。きょうは取引先への支払日なので、早く着かなければと気持ちが落ち着かなかった」と疲れた表情で話した。 田園都市線では10月19日