閉じられたネットワークでsendmailの動作試験を行う場合、sendmailはデフォルトでDNSの名前解決を行うため、名前解決できるDNSサーバがないと名前解決のタイムアウトを待って配送処理を行う(/etc/resolv.confに解決に使用するDNSサーバを設定しないといけない)。 名前解決が不要な環境だとこのタイムアウトがいらいらすることもあるし、名前解決させないようにしようと/etc/hostsにIPアドレスとホスト名を書いてもDNSサーバに問い合わせしないようにしようと思っても希望通り動いてくれない。 このような場合、service.switchを使用することによりsendmailの名前解決を制御することができるようになり、タイムアウトでイライラすることもなくなる。 手順は次の通り。 sendmail.mcに次の設定を記述する。 define(`confSERVICE_SWITC