ファミコン時代からオカルトとデジタルを混ぜたRPG『女神転生』シリーズを世に送り出し、神や悪魔を取り扱わせたら並ぶ者がいないメーカー・アトラス。今や『ペルソナ5』で海外ユーザーの取り込みにも成功し、オカルトでコアなRPGと、若者向けのライト(アトラス基準)なRPGをバランスよく出せるメーカーに成長しています。そんなアトラスのタイトルのなかでも、自分がもっとも好きだといえる作品が『真・女神転生III ノクターン(以下、真III)』。以前も、PS2版でレビューを書いたくらい好きな作品です。 ただ、これまでは初期型PS3以外に互換性がないPS2というハードでしか発売されていなかったため、今の時代に遊ぶこと自体が難しい作品でもありました。自分も諦めていたところ、なんと完全版の『マニアクスクロニクルエディション』と『マニアクス(DLC)』の両方の要素を収録したHDリマスター版が発売決定! PS4とS