はじめてのケータイサイト 制作PCサイトとの違いを把握するケータイマーケティングで最も大きなウェイトを占めるのは、ケータイサイトの構築である。サイトの構築には、PCサイトとは違う、いくつかの注意するべきポイントがある。 1.キャリアによる違い携帯サイトを構築する場合、対応する携帯キャリアによって、仕様が細かく異なっている。キャリア特有の特徴を把握しながら、サイト制作をする必要がある。 2.メーカーや機種の世代による違い同じキャリアの中にも、メーカーごと、機種(の世代)ごとによる違いもある。これらの違いは、たとえば画像の表示の仕方に現れる。キャリアやメーカーによって画面サイズが異なるし、さらにキャリアによって画像フォーマットが異なる。キャリアの違いについては、他にも絵文字形式や動画形式、Flash、アプリなど多岐にわたって考慮することがあるので注意が必要である。 3.情報量の違いケータイとP
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ケータイ小説のヒットや、モバゲータウンの会員数が1000万人を超えるなど、マーケティングの場でも「ケータイ(モバイル)」を耳にする機会が多くなった。本稿では、これから初めてマーケティングにケータイを導入してみたい方から、とりあえずケータイサイトを作ってはみたけれど次の一手が見つからないと悩んでいる方まで、マーケティングにおけるケータイ活用を基本から解説する。 PCの市場に並んだケータイのネット利用携帯電話の契約者数は、2008年3月時点で1億台を突破した(電気通信事業者協会調べ)。そのうち、インターネットに接続できる端末は約8,870万台、高速なデータ通信が可能になる3G端末の普及率は、2007年9月時点で、契約数の約80%に達している。これにより、携帯電話(PHS、携帯情報端末)からのインターネット利用者数は7,287万人に達し、PCからの利用者数7,813万人にほぼ並ぶまでに増加してい
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シード・プランニングでは、2007年の秋から2008年の春にかけて、およそ半年間に渡り、モバイル広告市場の動向について市場調査を実施した。 当社では毎年インターネット広告市場の調査を実施して調査レポートにまとめているが、2007年に発表した「2007年版 インターネット広告の市場動向調査」というレポートの折に、ヒアリング先の事業者が異口同音に、「今後の成長領域はモバイルである」と話していたことが、モバイル広告市場への関心のきっかけであった。 今回の調査結果の詳細は「2008年版モバイル広告の市場動向調査」(2008年4月発刊)にて報告をしている。 調査結果の概要を述べると、モバイル広告市場は、通信インフラの進展と、パケット定額料金サービス加入者の伸びに連動して、2008年の市場規模は1000億円を超え、2011年には2500億円を突破することが想定されたということである。 本シリーズでは、
今回はモバイルインターネットの収益モデルについて考察を加えたい。モバイルに限らず、インターネットの収益モデルは「ユーザー課金ビジネス」「広告ビジネス」「物販ビジネス」の3つに大別できると考えている。多くのビジネスはその延長線上か、コンビネーション(2つないしは3つの要素を掛け合わせた形)で存在する。なお、ここでは企業などのプロモーションサイトも広告ビジネスの一環ととらえて考えている。 これらの分野について、今後のマーケット規模の予測はいくつかの企業が出している。例えば、野村総合研究所は、ユーザー課金のモバイルコンテンツ市場規模が2007年度の3530億円から2011年度には3864億円になると予測している。 また、電通総研の試算では、モバイルインターネット広告市場規模は2011年に1284億円になるという。ユーザー課金ビジネスと広告ビジネスを合わせると2011年に約5000億円規模のマーケ
検索エンジン相関図 2008年1月版。検索連動型広告の掲載パートナー、ロボット型検索エンジンの主要な提携先等をまとめています。今月からPCとモバイルのコンテンツ連動型広告相関図を追加しました。 PC 検索エンジン 主な動き 今回はロボット型、ディレクトリ型、検索連動型ともに大きな変更はありません。ただし、ウェブ検索の2強、Yahoo!とGoogleは検索利用者の意図を汲んだ機能の改良を行っています。 Yahoo!は検索キーワードがYahoo!ニュース内の記事と合致し、かつユーザーがリアルタイム情報を求めていると判断される場合にウェブ検索結果にニュース記事へのリンクを表示するようになっています。また、Googleは地域系キーワードと組み合わせて検索した時に、ウェブ検索結果上に地図と地域情報、口コミへのリンクを表示しています。特にGoogleはユーザーの意図に適したデジタルコンテンツを表示する
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