窪田順生氏のプロフィール: 1974年生まれ、学習院大学文学部卒業。在学中から、テレビ情報番組の制作に携わり、『フライデー』の取材記者として3年間活動。その後、朝日新聞、漫画誌編集長、実話紙編集長などを経て、現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌でルポを発表するかたわらで、報道対策アドバイザーとしても活動している。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に『死体の経済学』(小学館101新書)、『スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)がある。 漫画『美味しんぼ』が炎上している。 主人公が福島へ取材に訪れた途端に鼻血がタラ―っと流れたり、同県双葉町の井戸川克隆・前町長を登場させて「福島に住んではいけない」とするセリフを掲載したりというダイナミックな描写が物議を醸し、福島
ツイッターの方でも週末に少し書いていたのですが、残念ながら流れていた画像が本物だったと言うことで,もうちょっと長く書くことにして,久々にエントリとして起こしてみました。もちろん話題は、今沸騰中の例の「あれ」です。「あれ」絡みでいろいろ聞こえてきた話についてちょっと思ったことを、思いつくがままに列挙してみます。 1)「鼻血が出たという事実を無視するのか」という批判について おそらく、まっとうに批判したり呆れたりしている人の中で、「鼻血が出た」という事実を不認定している人は皆無だと思います。ただ、事故前よりも「有意に高い頻度」で鼻血を出すようになった人が、福島県に「有意な割合で存在する」のかどうかという点が全く明らかになっていないというか、それ以前にそんなデータはどこにもないわけです。 鼻血がでるという症状が高レベルの放射線を被曝した際に生じるのは事実です。ですが、鼻血なんて言うものの原因はそ
「あんなウソの手紙書くくらいなら、必死でバス探し回ったほうがよかったんじゃない?」 「つーか、バスの手配し忘れなんて起こるのか?」 「でもさ~、他人事じゃないよなぁ~」 「私もミスしちゃったら、ウソついちゃうかもしれない……」 「あれって、会社にも責任あるじゃない?」 そんな意見が飛び交う中、例の元JTBの社員が偽計業務妨害容疑で逮捕され、会社からは解雇された。 報道されている以上のことはわからない。だが、「もうちょっと別な方法で、どうにかできなかったのか」とつくづく思う。 なんで、あんな危険なウソをついてしまったのか、と。 念のため断っておくが、自殺未遂のウソの手紙で、ミスを隠そうとした元社員の肩をもっているのではない。悪いことは悪いし、犯罪は犯罪だ。ただ、人間って愚かだなぁ~って、思うわけです。 バスの手配し忘れなんてありえないことを起こしてしまうのも、人間だし、自分のミスを隠そうと、
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