前回の両国 江戸東京博物館その1の続きです。 江戸の華と言えば火事と喧嘩。 時代劇ではよく見かけますが、纏(まとい)の実物を見る機会はなかなか無いですね。 纏持ちを中心に屋根に上るための梯子や延焼を防ぐために隣家を破壊するための鳶口(木の棒の先に鳶のクチバシみたいな形の鐵具がついたもの)を持った火消集団。 やはり、纏持ちが一番目立ちますね。 この博物館は体験コーナーが充実していますが、纏持ちも体験できます。 滅茶苦茶重く(18kg)、家事の最前線でこれを足場の悪い屋根の上で回し振り続けることができるのは勇気だけでなく体力も必要。纏持ちになるのが江戸の男の憧れで、女性にモテるのは当然ですね。 でも、実用を考えるもっと軽くても良いような気がするが、重いのを持つのが「江戸の粋」なんでしょうね。コスパを重視する現在の若者は理解できないかも。 こちらは先日の記事で書いた一石橋にあった迷子しらせ石標の