最近、料理に関してひとつアップデートすることができた。 それは、「ホウレン草はゆでたあと冷蔵庫で保存するとき、ギュッとしぼらない」ということ。 ずーっと私は、ギュウギュウにしぼっていた。それこそもう、親のかたきのように。水気が多いと傷みやすいと思っていたから。 それは違うよ、と教えてくれたのは料理研究家の瀬尾幸子(せおゆきこ)さんだった。 瀬尾さん(以下敬称略):ぎゅうぎゅうしぼらないほうが長持ちするんです。そして食感も悪くなる。ホウレン草って葉のぬめり感がおいしいのに、きつくしぼるとそれがなくなっちゃう。保存するときは、ゆるゆるしぼるんです。「生まれたての赤ちゃんの手を握るぐらい」の力加減で。ゆでたあと冷凍するなら、びしゃびしゃのままでいい。 ──これって、青菜全般でそうなんですか? 瀬尾:小松菜でも三つ葉でもそうです。しぼると葉の細胞が壊れて、食感が失われてしまう。そこから傷みやすくも
以前の漢字文化資料館で掲載していた記事です。2008 年以前の古い記事のため、ご留意ください。 Q0444 「凹」には「へこむ」という訓読みがありますが、「凸」には訓読みはないのですか? A 「凸」「凹」というのは不思議な漢字で、形だけ取り上げてもなんともおもしろいのですが、読み方もまた変わっています。現代日本で漢字を使用する際の基準とされている『常用漢字表』を調べると、「凸」にはトツ、「凹」にはオウという音読みだけが記載されていて、訓読みはありません。ただ、末尾にある「付表」というものには「凸凹」が載っていて、そこでは「でこぼこ」と読むことになっていますから、『常用漢字表』としては、「凸凹」と2文字が連なった場合のみ、「でこぼこ」と読むという立場を取っているものと思われます。 「凸凹=でこぼこ」なら、「凸=でこ」「凹=ぼこ」と分解できそうなものですが、話はそう簡単でもないのです。なぜなら
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