「オフレコ報道」防衛省に戸惑い Tweet 社会 2011年11月30日 11時17分(2時間33分前に更新) 米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、田中聡沖縄防衛局長が、環境影響評価(アセスメント)の提出時期を明言しないことを女性への乱暴に例えた発言は、報道を前提としない記者との非公式懇親会の場で28日夜、飛び出した。 懇親会に参加したのは新聞、放送、通信の約10社。出席者によると、那覇市内の居酒屋で、記者らに囲まれた田中氏は「今日は何でも聞いて。完オフ(完全オフレコ)だから」と発言し、酒を飲んで懇談した。 その席上での発言が記事になったことに沖縄防衛局側は戸惑いを隠さない。幹部は「沖縄メディアにはオフレコという常識が通用しない」と漏らし、職員の一人は「報道陣との信頼関係が崩れた」と表情をこわばらせた。 これまでも、政治家や閣僚らの非公式な場での発言が報道されるケースがあった。今年9月には