2019年でモバイル通信(移動通信)サービスが始まってから丸40年になる。そのシステムは一朝一夕に出来上がったわけではなく、約10年ごとに世代交代を重ねてきた。その進化の過程を世代ごとに振り返ろう。 国内最初のモバイル通信(移動通信)といわれる自動車電話サービスが始まったのは1979年。今年の2019年は40年目の節目に当たる。 モバイル通信のシステムは約10年ごとに世代交代してきた。今は4G(第4世代移動通信システム)が主流である。また今年は2020年の商用サービスに向け、5G(第5世代移動通信システム)のプレサービスが実施される。これを機に、モバイル通信がどのように進化してきたのか振り返ってみよう。