菅義偉首相が19日のベトナムでの演説で、東南アジア諸国連合「ASEAN(アセアン)」を「アルゼンチン」と言い間違える一幕があった。冒頭にベトナム語で「ASEANが好きだ」とあいさつして親近感をアピールした直後に誤読した。 首相は「目覚ましい発展を遂げてきたASEAN」と言うべきところで「アルゼンチン」と述べ、直後に正した。誰もが適切に医療を受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の意義を訴えるくだりでは、カバレッジを「カレッジ」と発言し、そのまま訂正しなかった。 演説前半は苦学しながら国会議員秘書、地方議員などを経て首相の座に上り詰めた自身の経歴を紹介。急激な成長で存在感を高めたベトナムやASEANの姿と重ね合わせ「どこか似ている」と評した。
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