父親であり北朝鮮の最高指導者でもあるキム・ジョンウン(金正恩)総書記の前にサングラス姿で立つ娘。 北朝鮮の公式報道では「愛するお子様」、「尊敬するお子様」などと紹介され、11月に打ち上げに成功したとする軍事偵察衛星の「祝宴」ではキム総書記の隣に座り、ツーショットの写真も公開されました。 専門家は、初めて紹介されてから1年が過ぎた娘の取り上げ方の変化をどう見ているのか。そのねらいは何なのか、読み解いてもらいます。 偵察衛星は「宇宙の監視兵」 アメリカ軍基地を撮影主張 北朝鮮は2023年11月21日午後10時42分、北西部の「ソヘ(西海)衛星発射場」から、軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」を搭載した新型ロケット「チョルリマ(千里馬)1型」を打ち上げ、軌道に正確に進入させることに成功したと、翌22日の深夜に発表しました。 軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」を搭載した新型ロケット「