第13回 第4の権力、恣意的に行使されたら-筑紫哲也氏の憂慮 ・朝日の記者行動基準に反した7つの言語道断 ・朝日新聞本社、記者を注意したのなら紙面で謝罪を! ◇朝日記事の検証をもう一度 2012年7月に報道された朝日新聞青森版のEM批判記事について、検証のおさらいをしてみたい。朝日新聞の大先輩が、取材の重要性をいくら強調しても現場記者にその真意が伝わらないのは、残念なことだ。 文章論といってもその要諦は取材にある。勝負は取材、でなければいい文章はかけない、とは疋田氏の遺言だった。“疋田飯場”のDNAはもはや引き継がれていないのだろうか。 朝日、長野剛記者のEM批判記事は、疋田氏が厳しく戒めた(1)安易なレッテル貼り(2)予断が多い(3)決めつけをし過ぎる-という3点を破っているうえ、その取材の多くは「朝日聞記者行動基準」に反したものだった。 記事中の「疑似科学に詳しい科学者」と権威づけした
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