世界中の人が宇宙からのデータをスマホで気軽に利用する――。そんな日常が近い未来、訪れるかもしれない。その鍵となる「超小型商用衛星」を開発し、日本の宇宙ビジネスの歴史に新たな1ページを刻んだのは東京大学発のベンチャー企業「アクセルスペース」(東京都千代田区)。通常の衛星の100分の1までコストを抑え、「ヘリコプターと同じ価格で自社衛星を持つ」ことを実現した。 世界中の人が宇宙からのデータをスマホで気軽に利用する――。そんな日常が近い未来、訪れるかもしれない。その鍵となる「超小型商用衛星」を開発し、日本の宇宙ビジネスの歴史に新たな1ページを刻んだのは東京大学発のベンチャー企業「アクセルスペース」(東京都千代田区)。通常の衛星の100分の1までコストを抑え、「ヘリコプターと同じ価格で自社衛星を持つ」ことを実現。北極海の海氷を観測するために利用する「ウェザーニューズ」(千葉市)の新しいビジネスを後