この9月から東京大学で、非常勤講師を務めることになった。といっても私は研究者ではないのでこれまでの経験をもとに考えてきたことを、伝えるのが講義の目的だ。 テーマは大きく「ニュースの未来」とした。インターネットの登場でニュースの価値は大きく揺らいでいる。少し前までの楽観的なインターネットの可能性論は大きく後退し、フェイクニュースという言葉が流行する中で、その存在意義が問われている。
IT先端技術、という点では、9月3日に、IT分野の調査・コンサルティングで高名な、米ガートナー社より、先進テクノロジーの『ハイプ・サイクル』(特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図)が発表されていて、デジタルビジネスのロードマップでは、6つのステージのビジネスモデルが定義され、特に後半の3つについては、多くの新しい関連テクノロジーが関連づけて提示されている。これを見ると、あらためて、驚くべき勢いで新たなテクノロジーが生成/進化していることがわかる。 デジタルマーケティング ソフトウェア定義、立体ホログラフィックディスプレイ、ニューロビジネス、データサイエンス、プリスクリプティブ分析、複合イベント処理(Complex Event Processing:CEP)、ゲーミフィケーション、拡張現実(AR)、クラウドコンピューティング、NFC、仮想世界、ジェスチャコントロール、インメモリ
世界中の人が宇宙からのデータをスマホで気軽に利用する――。そんな日常が近い未来、訪れるかもしれない。その鍵となる「超小型商用衛星」を開発し、日本の宇宙ビジネスの歴史に新たな1ページを刻んだのは東京大学発のベンチャー企業「アクセルスペース」(東京都千代田区)。通常の衛星の100分の1までコストを抑え、「ヘリコプターと同じ価格で自社衛星を持つ」ことを実現した。 世界中の人が宇宙からのデータをスマホで気軽に利用する――。そんな日常が近い未来、訪れるかもしれない。その鍵となる「超小型商用衛星」を開発し、日本の宇宙ビジネスの歴史に新たな1ページを刻んだのは東京大学発のベンチャー企業「アクセルスペース」(東京都千代田区)。通常の衛星の100分の1までコストを抑え、「ヘリコプターと同じ価格で自社衛星を持つ」ことを実現。北極海の海氷を観測するために利用する「ウェザーニューズ」(千葉市)の新しいビジネスを後
■ヒル ヌマエラビルというイシガメの体表に寄生するヒルが、-196ºCもの低温で凍っても生き延びることが分かった。東京海洋大学と農業生物資源研究所の研究グループの研究だ。 A leech capable of surviving exposure to extremely low temperatures: PLoS One 研究グループはヌマエラビルを含めた7種のヒルを使用している。これらのヒルたちを-90ºCの冷凍庫および-196ºCの液体窒素に放り込んで丸一日間保存した後、室温に戻して生死判定を行った。結果は、ヌマエラビルのすべての個体がピンピンしており、その一方で他の種類のヒルたちは全員凍死していた。 ヌマエラビルの中には-90ºCの温度下で最長32ヶ月間生き延びるものがいた。また、-100ºCと+20ºCの凍結-解凍のサイクルを12回繰り返した後に生きている個体もいた。卵も凍結に
行政改革推進会議が秋の行政事業レビューを実施しているが、外部有識者として参加した初日の状況についてはすでに記事を書いた。2日目にあたる11月14日の総務省・文部科学省案件も担当したので、何が議論され、どんな結論となったか報告しよう。 対象は、両省が推進するICTを活用した教育学習の振興に関する事業で、具体的には、フューチャースクール推進事業と学びのイノベーション事業を指す。世界のトレンドを見れば、教育学習にICTを利活用するのはもはや当たり前であり、フューチャースクールというような形での実証実験は省略して前に進めと考えているくらい、ぼくは積極派である。デジタル教育などとんでもない、という論調には真っ向から対抗してきた。 それゆえ、今年度で終了するフューチャースクール・学びのイノベーションで、きちんと効果が示されるはずと信じていたのだが、ぼくの期待は裏切られた。11月12日には稲田朋美規制改
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