高さ634メートルの東京スカイツリーでは、冬になると落下する雪の塊を減らそうとあの手この手で取り組んでいて、2日は、この冬から採用された特製の器具が披露されました。 スカイツリーでは、こうしたケースを少しでも減らそうと展望台の外壁にはヒーターを設置しているほか、ブラシを使って人力で雪を落とすなどあの手この手で取り組んでいて、2日は、この冬から採用された特製の器具が地上375メートルの展望台のデッキで披露されました。その器具とは、長さ3.5メートルまで伸びる棒の先端に、のこぎり状の刃がついたもので、雪が付きやすい鉄骨部分に作業員が階段で近づき、凍りついた塊を崩す際に使います。虫取り網のような器具も合わせて使い、地上に落下しないよう受け止めるということです。さらに、僅かな隙間に積もった雪も払うために、スキーのストックを改良した先端がとがった器具も用意しました。 スカイツリーの運営会社によります
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