この夏、記録的な猛暑による熱帯夜のために寝苦しい夜を送った人も多いのではないでしょうか? 睡眠不足は体にこたえるものですね。 なんと日本では5人に1人がなんらかの不眠症状に悩んでいるそうです。そして日本人は世界のほかの国と比べても睡眠時間がかなり短い国民だといわれており、そのためか、電車の中や会議中に居眠りをしている日本では当たり前の光景が、外国人には奇異に見えるようです。 不眠症は寝つきが悪い、寝た感じがしない、途中で目が覚めてしまう、あるいは朝早く目が覚めてしまうといった症状に加えて、眠れないことによって日中の活動能力が低下する、気分が沈む、イライラするなどの精神症状、あるいは運動機能に問題がでてくるなどさまざまです。睡眠時間そのものは個人差がありますが、標準的な睡眠時間はやはり7~8時間といったところでしょうか。そしてその間、90分のサイクルで浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。