10日午後、群馬県南牧村でマイクロバスが林道脇の崖下に転落し、乗客のうち14人が重軽傷を負いました。停車中のバスが突然、動きだしたと見られ、警察は66歳の運転手を業務上過失傷害の疑いで逮捕し、詳しい原因を調べています。 警察によりますと、バスはおよそ20メートルの高さから転落したとみられ、茨城県取手市から山登りに来ていた50代から80代の乗客18人のうち14人がけがをして病院に運ばれました。このうち3人は大けがをしていますが、いずれも意識はあるということです。 警察によりますと、当時、運転手が荷物の積み込み作業などで席を外し、停車中だったバスに乗客たちが乗り込んだところ突然、車体が動き出して崖下に転落したということです。 警察は、バスを運転していた茨城県守谷市の自営業、海老原功容疑者(66)を業務上過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。 調べに対し、「サイドブレーキはかけたが甘かったかもし