[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 第一章:距離空間とベールの定理 第二章:ノルム空間の定義と例 第三章:線型作用素 第四章:バナッハ空間続論 第五章:ヒルベルト空間の構造 第六章:関数空間L^2 第七章:ルベーグ積分論への応用 第八章:連続関数の空間 §1: 距離空間とその完備化。 コーシー列の定義を確認し、 空間Xが完備であるということを、Xにおける 全てのコーシー列が Xの元に収束することで定義する。 一般の距離空間(X,d)にたいして、Xを含むような空間と、 Xの元に対しては dと同じ働きをする距離関数によって、(X,d)は必ず完備化することができる。 この完備化は、等距離同型と言う意味で一意である。 ベールのカテゴリー定理 完備な距離空間Xの稠密な開部分集合列の共通部分もXで稠密である。 稠密: 直観的に