この記事は、JPOUG Advent Calendar 2019の14日目の記事です。 13日目の記事は三原 健一さんの記事『負荷テストデータ作成に関するTips — 指定率行の抽出・更新 — | サイクル&オラクル』でした。 はじめに Oracle DBAとして経験を積んでちょっとデキる感と自信を持てるようになるのは、やはりDBパフォーマンス・チューニングの領域に足を踏み入れてからだと思います。 ちょっとデキるDBA 私もインフラエンジニアとしてまだOracle DBを担当していなかったころは、DBのトラブルシューティングで呼ばれたエンジニアやコンサルの人たちがAWRレポートをふむふむと眺めてはボトルネック分析している姿をみてカッコいいなーと憧れていました。 DBパフォーマンス・チューニングは大きく分類すると インスタンス・チューニング SQLチューニング に分かれると思いますが、AWR