はじめに 先日、ACMEクライアントであるlegoが、IIJ DNSプラットフォームサービス(略称DPF)に対応しました。これにより、ACME対応の認証局で発行できる、ドメイン名認証のTLS証明書の発行が簡単に行えるようになりました。 legoのIIJ DNSプラットフォームサービスへの対応 旧DNSサービスである、DNSアウトソースサービスは、ACMEクライアントであるlegoに対応しておりました。legoを使うと、ドメイン名認証型のTLS証明書の発行が簡単に行えます。今回、後継サービスであるIIJ DNSプラットフォームサービスでも、legoのv4.7.0からDPF-APIを利用した dns-01 に対応しました。 ACMEは、TLS証明書を発行する仕組みで、発行するTLS証明書のドメイン名の利用権を申請者が保持しているかの検証をします。検証手段として、http-01 dns-01,