8月28日、ついに"Snow Leopard"ことMac OS X 10.6が正式リリースされた。2007年10月以来約1年10カ月ぶりのメジャーアップデートであり、ユーザが寄せる期待も大きい。Snow Leopardは"よりよいレパード"という位置付けの製品ながらも、Grand Central Dispatch、OpenCL、QuickTime Xなどなど、気になる新機能も多数装備されている。本稿では、数回にわけてSnow Leopardの実像を追いたい。 ついにリリースされたSnow Leopard。OSとしてのバージョンは「10.6」、数字の上ではメジャーアップデートに分類される Snow Leopardのデスクトップ。微妙な違いに気がつく? Finder 新Finderは512×512ピクセルという巨大なアイコン表示に対応した。以前からアプリケーションバンドルに収録されるアイコン(