ここ2日くらいのやりとりのおかげで会計について少しわかった。まだまだ足りないところがあるけどそれは追々。 その過程の中でIT業界というかSI業界ってやっぱり不思議だよねって色々考えることがあったので、簡単にまとめてみる。 ものづくりなのにものがない 何かと建設業に比べられるシステム作りだけど、今日は穴掘ったぜ、とか今日はコンクリ流す枠作ったぜ、とか、もう見た目からして何かが進行しているのがわかるような建築と違って、何行書いた、が全体の何パーセントに当たるのかがそう簡単に出てこないのがプログラムの世界。変数宣言も1日考えてひねり出したロジックも1行は1行ということでは進捗率を主観以外の指標で表わすのが困難。結果として仕様どおり動くものが書ければよい、という仕事だから、物理的な制約によらない部分での個人の生産性にも大きく依存していて、ぶっちゃけ見積もりなんて正確に出せない。それを正確にしようと