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2014年8月22日のブックマーク (5件)

  • アルベール・カミュ『シジフォスの神話』

    鈴呂屋 こやん 1、不条理(くそったれ)な論証 なぜ今カミュかというと、若杉公徳(わかすぎきみのり)の『デトロイト・メタル・シティ』という漫画を読んでいた時、ヨハネ・クラウザーII世をフロントマンとするデスメタルバンドのドラムの名がカミュだったからだ。 もちろん、アルベール・カミュの『シジフォスの神話』は私にとって多感な高校生だった頃読んで大きな影響を受けた書物だったことは確かだ。私に哲学への興味を喚起し、大学で哲学を学ぶきっかけを作ったでもあり、今でも大きな影響を受けているのかもしれない。 しかし、それ以上に、カミュ的なテーマは私が好んで聞くロックの歌詞の中でも、常に反復されていた。 たとえば人生に意味があるのかないのかというテーマ。 今夜生きる意味なんてしらねぇ 命がただ叫び出してる 俺が俺であるように胸は鳴る 想いを乗せて世界は廻る (THE

  • 松岡正剛 千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

  • Spiritual angels

  • 統計学・データサイエンスの勉強法

    ここ数年、私はデータサイエンスについて学んでいます。おすすめの学習資料を紹介したいと思います。 教師用の教科書と初心者用の教科書 私自身、データサイエンスを学ぼうとして色々なソースを試してみました。残念なことに、日語の良い学習資料は見つけられませんでした。どこかのブログで読んだことがありますが、教科書は教師用と学生用の二週類があるそうです。一つめは内容が既に分かっている教師の為の教科書で、日はこのタイプです。もう一つのタイプの教科書は自学自習を目的に作られているので、教師なしで学ぶできる教科書になっているということで、アメリカはこのタイプの教科書が多いです。私自身、他の文系・理系の教科書を探した時もアメリカの教科書の方が分かりやすく、そのだけを読めば分かるようになっていると同じ印象を持ちました。 オンライン教育(MOOC) アメリカは科学教育に熱心であり、最近はやりのMOOCでも豊富

    統計学・データサイエンスの勉強法
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