「学校はいらない」が持論の堀江貴文。今月、初の本格教育論『すべての教育は「洗脳」である』(光文社新書)を上梓し、自身も最高学府出身だけに教育への関心は高く、同テーマの発言に多くの人々が注目する。では、これからの教育の理想形とは何か、若者はいかに生きる道を切り開けばいいのか。ズバリ本音を披露してもらった。 「教育はよく『投資』にたとえられますが、現状はそうなっていない。いわば『貯金』にとどまっています。貯金とは、進学、引越し、転職、結婚、老後などの『いざという時』を想定して買いたいものを我慢し、お金をひたむきに蓄えること。学校もこれと全く同じで、『将来のリスク』に備えて今この瞬間の『やりたい』という気持ちを生徒にこらえさせ、代わりに学歴や資格、スキルなどを『蓄え』させる機関です。これでは、言われたことは何でも器用にこなせるが平凡な〝オールB型〟人間しか育たない。すなわち、どこにでもいる交換可