独自のサービスの記述 肝心のサービスの内容だが、ここまで説明したように、インターフェイスの定義とサービス・クラスの記述さえ追加すれば、特にほかに何もしなくてもプロジェクトはWebサービスとして機能する。 そこで今回は、前回で使用した、RSSフィード情報が格納されたデータベースを利用して、RSSのアイテムIDを指定すると、アイテムの内容を返すWebサービスを作成してみる。サービス・クラス名は「RssItemService」とし(インターフェイス名は「IRssItemService」)、アイテムを取得するメソッドは「GetItem」とした。 ■インターフェイスに公開メソッドを追加 公開するGetItemメソッドは、アイテムID(itemID)をパラメータとして取得し、それに対応するコンテンツ(フィード情報)をクラスに格納してクライアントに返す。まずインターフェイス定義(IRssItemServ