警視庁と埼玉、千葉、神奈川県警は先ごろ、電車内への防犯カメラ設置など痴漢対策への協力を鉄道事業者に呼びかけた。警視庁が先月、女性を対象に行った調査では、8割以上が「痴漢にあったことがある」と回答しているが、中には“冤罪”もありそうだ。実際、多くの男性は、痴漢に間違われないように満員電車の中での“防衛策”に四苦八苦している。そんななか、画期的(?)な痴漢・痴漢冤罪予防グッズが発売された。 このグッズは、長崎県佐世保市のベンチャー企業「マインドバンク」が開発した「男のグー手袋」(右手用、左手用の2タイプ、各1500円)。東京でサラリーマン生活を送り、満員電車の通勤経験もある同社の下山俊雄社長(60)が、「痴漢冤罪報道が相次いでいるのを見て思いついた」という。 下山社長は「一度でも痴漢に間違えられてしまうと無実を証明するのは困難で、男性は弱い立場に立たされる。被害に遭わないためには物理的に自