4日午前8時55分ごろ、新大阪-京都間を走行中の「こだま642号」(16両)の3号車内で、ヘビが1匹いるのを、巡回中の車掌が発見した。3号車には乗客1人だけがおり、他の車両に移動させた後、京都の次の米原駅で運行を停止、通報で駆け付けた滋賀県動物保護管理センターの職員がヘビを捕獲した。県警米原署は車内に入り込んだ原因を調べている。乗客約200人にけがはなかった。 米原署とJR東海によると、体長約1メートル、オレンジ色に灰色のしま模様。3号車真ん中付近の座席上にいた。午前10時50分ごろに捕獲したという。 こだま642号はこの日、新大阪を午前8時50分に出発、午後0時47分に東京駅に到着する予定だった。乗客は、米原駅に緊急停車させた後続の博多発東京行き「のぞみ4号」と新大阪発東京行き「ひかり510号」に乗り換えた。 JR東海によると、イヌやネコなどの小動物は車内に持ち込めるが、ヘビなどの持ち込