東京都新宿区のJR四ツ谷駅構内で女性のスカートの中を盗撮したとして、警視庁四谷署が日本アイ・ビー・エムの大歳(おおとし)卓麻・元社長(63)=現在は最高顧問=を都迷惑防止条例違反容疑で書類送検する方針を固めたことが30日、同署への取材で分かった。 容疑は、今月22日午前8時ごろ、同駅の上りエスカレーターで女性のスカートの中をカメラ機能付き携帯音楽プレーヤーで撮影したとされる。別の乗客が気付き、交番に連絡した。同署によると、元社長は「盗撮に興味があった」と説明しているという。 日本アイ・ビー・エムの公式ホームページによると元社長は71年入社。99年に社長となり、会長を経て今年5月に最高顧問に就任していた。【松本惇】