シンクフリー(本社北九州市)は,主軸モータへの負荷電流を基に加工機の状態を監視するシステム「WAD」を2008年2月1日まで開催の「ENEX2008」(東京ビッグサイト)に出展した。あらかじめ正常時の波形を記録しておき,それに近い波形を描いているかどうかを監視するもの。品質管理のほか,コスト低減にも使える。
ドイツで開催された世界3大工作機械展示会の一つ,「欧州工作機械見本市(EMO)2007」を取材した。工作機械の技術は確実に進歩している。おまけに,今回はトレンドも変わった。前回まで隆盛を極めていた複合加工機の出展が減り,5軸制御マシニングセンタ(MC)の本格的な展開が始まったのだ。 欧州のものづくりの本場であるドイツの工作機械メーカーは優秀で,自国ということもあってドイツの顧客はドイツメーカー製の工作機械を好んで使う。アフターサービスの充実も重要となる工作機械では,その判断も妥当だろう。ところが,ここドイツでも日本の工作機械メーカーはシェアを伸ばしている。象徴的な例が,ドイツの自動車業界に食い込んだことだ。「自動車メーカーはまだ無理だが,ティア2(2次部品メーカー),ティア1(1次部品メーカー)には受け入れてもらった」と,ある大手工作機械メーカーは胸を張る。「5年後,10年後はドイツメーカ
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