ハゲタカ出版社とは、多くの場合、査読という重要なプロセスを経ずに、著者に高額な論文掲載料を要求したり、出版を保証したりする出版社を指します。ハゲタカ出版社がちらつかせる安易な出版ルートは、研究者にとって好都合な申し出であるため、その罠に多くの研究者が引っかかってしまっています。このような疑わしい組織が低品質な研究を生産するビジネスを行うと、研究者のみならず、学術出版全体が損失を被る危険性があります。学術出版界を守るためにも、著者は、本物と偽物のジャーナルを見分ける術を学び、自己防衛を行う必要があります。以下の図は、論文を投稿するジャーナルを選ぶ際の注意点をまとめたチェックリストです。(ジャーナルのウェブサイトをチェックする際の確認事項を中心にリスト化したものです。) ※こちらの図は、PDF版のダウンロードが可能です。プリントするなどして、参考資料としてお気軽にご利用ください。 ハゲタカ出版
![ハゲタカ出版社を見抜くためのチェックリスト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f19e2e5c4b1e5a1ed74053b8b1bc8729fb466187/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.editage.jp%2Finsights%2Feditagejp%2Fproduction%2F10%2520Point%2520checklist%2520to%2520identify%2520predatory%2520publishers%2520%255BInfographic%255D%2520%2528resized%2529.jpg)