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ブックマーク / www.editage.jp (24)

  • 若手研究者のためのオープンアクセス出版ガイド

    近年、オープンアクセス(OA)は着実にその勢いを増しています。ジャーナルや出版社の多くはOAでの出版を行なっており、著者の選択肢も広がってきています。しかし、多くの研究者(とくにキャリアの浅い研究者)は、いまだにOA出版に対してぼんやりとした印象を抱いています。OAって何?OAで出版する意義は?OA出版にはどんな選択肢があるのか?このような疑問が頭をよぎり、その答えが不明瞭であるために、OAに対して懐疑的になりがちなのです。今回の記事で、OA出版の基を学びながら疑問点を解消していきましょう。 オープンアクセス(OA)とは? OAは、科学研究をすべての人に無料で公開し、その知見を利用しやすい環境を作ることで科学の発展を促進することを目的としています。これまでの学術出版界では購読モデルが採用され、読者がコンテンツに対して料金を支払ってきました。また、学生などの利用者が論文を読めるように、図書

    若手研究者のためのオープンアクセス出版ガイド
  • 研究の作業効率を改善しよう: Meta Science初心者向けガイド

    [記事はウォルターズ・クルワー(Walters-Kluwer)社の著者向けニュースレター、Author Resource Review に掲載されたものを、許可を得てここに再掲載したものです。] 共著者: ジェフ・マクグレガー(Jeff MacGregor、Meta Scienceチーフ・マーケティング・オフィサー)、イレーナ・ラドヴァノヴィッチ(Irena Radovanovic、Meta Science研究員、プロダクト・マネージャー) 生体臨床医学の分野では、20秒ごとに新しい学術論文が発表されており、1年に換算すると150万以上が発表されている計算になります。研究の活発化は喜ばしいことですが、それに伴う負の側面も生じてきます。世界的に研究の発信が急増している現在、研究コミュニティに提供されている既存の製品やツールでは、その膨大な情報量を整理できない状況に陥っているのです。 真に

    研究の作業効率を改善しよう: Meta Science初心者向けガイド
  • オープンアクセス出版のメリット:誤解を解消する

    [記事はウォルターズ・クルワー(Walters-Kluwer)社の著者向けニュースレター、Author Resource Reviewに掲載されたものを、許可を得てここに再掲載したものです。] オープンアクセス(OA)での論文出版に関心はありますか?ハゲタカ出版社が増加の一途をたどっていることで、OA出版は監視の目にさらされており、そのクオリティについての懸念が広がっています。何事にも言えることですが、OAを支持する人もいれば、批判的な人もいます。この記事では、OAにまつわるいくつかの誤解を解消しながら、OA出版のメリットを紹介していきます。 その前に、OA出版を行うにあたって、ハゲタカ出版社に捕まらないためのヒントを確認しておきましょう。 論文投稿先のジャーナルを決めるときは、そのジャーナルがDirectory of Open Access Journals(DOAJ)に登録されている

    オープンアクセス出版のメリット:誤解を解消する
  • オープンアクセス方針/義務化は世界でどれくらい採用されている?

    オープンアクセス(OA)方針とその義務化は、科学研究にOAの概念がどの程度受容されているかを示す直接的な指標です。Open Access Weekの2016年のテーマは「オープン・イン・アクション」でしたが、世界のOA方針/義務化の状況は今どうなっているのでしょうか。Registry of Open Access Repository Mandates and Policies(ROARMAP)のデータベースをもとに、世界中で実際にどれくらいの助成機関や研究機関がOA方針を策定し、義務化を行なっているのかを調べました。それによると、より多くの組織や助成機関がOAによって得られる恩恵を認識し始めており、研究やデータを一般に公開して利用可能な状態にするよう研究者たちに働きかけていることが分かります。ROARMAPデータベースから入手したデータを以下にまとめましたので、自由にダウンロード、共有、

    オープンアクセス方針/義務化は世界でどれくらい採用されている?