研究データの利用評価指標の実務指針 2018年9月,Make Data Count(MDC)が,研究データの利用評価指標の実務指針である“COUNTER Code of Practice for Research Data Usage Metrics Release 1”(以下「CoP for RD1」)を公開した。本稿ではその内容を概観する。 CoP for RD1はMDCで活動するメンバーによって執筆された。MDCは2014年にスタートしたデータレベルの利用統計の指標を作成するプロジェクト(発足時の名称はMaking Data Count)である。DataCite,DataONE,米・カリフォルニア電子図書館(CDL)からのメンバーで構成されたチームは,各データリポジトリやプラットフォーム(データプロバイダ,大学や研究機関)が標準化された研究データの利用状況総計値(Usage Metr
科学技術振興機構(JST)が運営する電子ジャーナルプラットフォームJ-STAGEでは、J-STAGEの最近のトピック、サービスや新機能などを紹介する「J-STAGE NEWS」 No.39を2018年12月14日に発行した。 「J-STAGE NEWS」 No.39は、2019年3月下旬にJ-STAGEで予定しているJATSバージョンアップ・機能拡張、2019年1月分から切り替えを行う予定であるCOUNTERレポートについて概要を紹介する。さらに、J-STAGE利用機関への取材連載「シリーズ学会訪問」では、ジャーナル発行時のエピソードなどをまとめた日本農薬学会へのインタビューを掲載。ほか、J-STAGEの公開・アクセス状況などを記している。 「J-STAGE NEWS」 No.39(pdf:全4ページ) [ニュースソース] J-STAGE NEWS No.39を発行しました。 ― JST
J-STAGE, 2018.08.29 皆さん、こんにちは。古い文庫本を読んでいるとたまに出てくる「カフエー」の文字を見つけるとニヤけてしまうカフエです。今回のコラムはCOUNTER R5のレポートを読み解くうえで必要な「メトリクスの種類」についてご紹介します。 このコラムを読む前に、最終的なレポートのイメージを掴んでから読んだ方がわかりやすいかもしれません。COUNTERレポートのサンプルはこちらから確認できます。チラ見してみてください。 ジャーナルの場合、レポートの形式としてはプラットフォーム全体のレポートとして「PR」「PR_P1」、資料タイトル別のレポートとして「TR」「TR_J1」「TR_J2」「TR_J3」「TR_J4」であることは前回のコラムで説明しました。 各レポートはExcelで見やすいフォーマットになっており、1行目から12行目まではレポートヘッダー、13行目は空白行、
J-STAGE, 2018.01.23 年があけ、お正月気分も抜けるころ。そろそろ年度末に向けた追い込みモードになってきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 今回のコラムでは、オンラインリソースの利用統計レポートの規格であるCOUNTERについてジャーナルに関連したものを中心にお知らせします。 発行機関に所属している方はジャーナルのプロモーションに、ジャーナルの購読機関の方は、購読方法の見直しにそれぞれご参考にしていただければと思います。 COUNTERってなに? COUNTER(カウンター)は、相手が攻撃するために前に出るタイミングに合わせ、強烈なパンチを顔面にお見舞いする必殺ブロー。で、ではなく、オンラインリソースの利用統計基準を定めた国際機関です。そして、データ処理方法やレポート形式などをCOUNTER Code of Practiceとして規格化しています。COUNTERは機関
電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針、COUNTER Code of practiceの第5版が正式公開されました。あわせて、コンテンツ提供者向けのガイドとテクニカルノートも公開されています。 移行期限は2019年1月までで、2019年1月の統計データからは第5版に準じることが必要になります。また、2019年4月までは第4版に準拠したデータの提供も求められるとのことです。 Abstract | The COUNTER Code of Practice https://www.projectcounter.org/code-of-practice-five-sections/abstract/ The Friendly Guide to Release 5 for Providers https://www.projectcounter.org/wp-content/uploa
For Libraries COUNTER means that you can be sure the usage metrics you receive from one COUNTER-compliant publisher are measuring the same thing as the usage metrics you receive from another COUNTER-compliant publisher. If you are new to COUNTER, we suggest visiting the Education page to learn more about The three types of COUNTER metrics The COUNTER reports How to work with COUNTER reports To div
英国の大学図書館における利用統計の活用調査報告 本稿では,英国における電子リソースの利用統計サービス,およびその活用事例について報告する。本報告は,平成28年度国立大学図書館協会海外派遣事業の助成を受け,筆者が2016年9月27日から29日にかけて実施した,英国のJisc,インペリアル・カレッジ・ロンドン,ロンドン大学バークベック校の3機関へのインタビュー調査にもとづいている。 Jiscが出資・運営し,電子ジャーナル・電子ブックの利用統計を一元的に提供するJisc Usage Statistics Portal(JUSP)の現状と課題,上記2校を含む参加機関がJUSPを活用することで,各図書館においてどのような業務改善がもたらされたかについて,インタビュー調査を行った。 JUSPは2008年にプロトタイプ作成,2010年にシステム開発が行われ,2012年にサービスが開始された。2016年1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く