1. 「時間が足りない」と感じるなら仕組み力を鍛えよう 世の中には本当に急がないといけない仕事もある。 それは圧倒的事実だ。 でもそれを前提として考えても、僕らの仕事が常に「大至急」ばかりなわけはない。 多くの仕事はきちんとデッドラインが決められ自分でコントロールできるような納期があるはずだ。 ところが、僕らはその仕事に取り換えるのを、ついつい先延ばししてしまう。 「まだあと10日もあくからいいや」という具合にだ。 そして仕事をどんどん先延ばししている間に刻々と締切が迫り、結局締切直前になって大慌てで取りかかることになる。 しかも大慌てで翌日締切の仕事に掛かり切りになるため、他の仕事は全部先延ばしになり、後日また慌てることになる。 これの繰り返しでは、良い仕事はできない。 僕らが仕事を先延ばししてしまうのは、人間に未来の時間を正確に見積もるという能力が備わっていないからだ。 「今日は時間が